同じ成果でも上司から高評価を得るコツは報連相にあった!?【仕事術】

ビジネス一般

同じ成果を出しているのに、同僚のほうが上司からの評価がいいということはありませんか?その方が上司の高評価を得ているのはどうしてなのか不思議かと思います。

決してごまをすっているわけではありません。上司が求める行動をその人が実践できているからです。

では、その内容とコツについて解説していきましょう。

仕事の成果は結果だけではなく、報連相を含む過程も重要です。

ここでは、同じ成果であっても上司受けのいい報連相の違いについて整理します。次に具体例を示しましょう。

上司から高評価を得る報連相のコツとは?

なぜ同じ成果を出しているのにもかかわらず、上司からの評価に差が出るのでしょうか?

それは成果を提出するまでの過程、報連相をしっかりとしているかどうかが決め手になります。どういうことなのでしょうか?

一見すると同じ成果なら、同じ評価となるべきかと思います。しかし、評価をする上司も人間です。ですので、仕事の進捗が逐次わかる、報連相をしてくる人の方が上司受けがいいです。結果として、必然的に評価も高くなります。

この思い違いは新卒に多く見られます。なぜなら、学生時代で評価されるのは、テストや授業参加状況などの結果に対してが主でした。テストで満点を取ったのであれば同じ評価が下されるからです。

社会人で、評価が伸び悩んでいるなら、この思い違いがないかを振り返ってみてはいかがでしょうか?

新卒で仕事がないのなら雑用をしっかりとこなそう。この重要性については幹事といった雑用は新卒なら率先して受け持つことが仕事の一つを参照ください。

報連相の差による評価の差の具体例

ここで、具体例を示してみましょう。

話を簡単にするために、全く同じ仕事、成果も全く同じ二人がいたとします。

一方の太郎さんは上司から依頼されてから一切話をすることなく、締切期限ぎりぎりになって提出しました。

他方の花子さんは依頼されてから6割の時点で方向性の確認のため、一回見てもらいました。上司から問題ないことを確認し、太郎さんと同じ時期に提出をしました。

この場合、上司にとって安心ができるのはどちらでしょうか?最終的には全く同じ時期に提出され、同じ成果であっても、花子さんのほうが安心できますよね?反対に上司からは太郎さんの状況が全く分からず不安が募るばかりです。

このように、同じ成果であっても途中に報連相をしっかりと挟むことによって、上司からは高評価が得られます。

報連相で高評価を得るための仕事術

では、具体的にどのようにすればいいのでしょうか?コツは下記の3点になります。

  • 期日は見積もりの倍で約束する
  • こまめに報連相を挟んで進捗を共有する
  • 約束した期日は絶対に守る

これらについて説明していきます。

期日は見積もりの倍で約束する

上司またはほかの人に依頼された内容が1日で終わると思ったなら、2日後を期日にしましょう。もし1週間かかるのであれば、期日は2週間後にしましょう。

そしてこの期日よりも前に提出することで締め切りよりも前に提出してくる人と思われるようになりましょう。この時もし、誰かに時間がかかることを揶揄されたとしても無視するのです。

説明を求められたときにだけ、不測の事態を考慮に入れた期日を設定していると言うことが大切です。仕事は予測できないことでいっぱいです。これまで正常に稼働していたシステムが急に不具合が発生するであったり、当初見積もった期間では短くて時間が足りなくなるなどいろんなことが起こりえます。

だからと言って期限ぎりぎりに出していてはいけません。むしろ余裕をもって提出することを心掛けましょう。

こまめに報連相を挟んで進捗を共有する

仕事を引き受けたのであれば、別の緊急仕事がない限り、当日のうちに手を付けるのが鉄則です。

ここで手を付けることは内容の整理と全体の方向性について自分なりに解釈することです。そして、これを上司に共有・連絡し、認識齟齬がないかを確認しましょう。もし間違いがあれば上司から指摘されます。

指摘を受けなくなったら、もう勝ちです。上司から見るとちゃんと仕事をしている優秀な人と高評価が得られるでしょう。

これは上司からの評価だけでなく、自分自身の仕事の能率を上げるのにも役に立ちます。なぜなら、この時点で全体の方向性、そして内容について上司と認識があっているので、後は着々とこなしていくだけです。

これは余裕を持った期限で提出できるコツにもつながります。

約束した期日は絶対に守る

仕事には不測の事態はつきものです。しかし当初の、倍の見積もりで指定した期日をも超えるような場合があっても、何が何でも期日を守るようにしましょう。

これは残業を強要しているわけではありません。そうではなく、往々にして不測の事態というのは上司から緊急の依頼がほとんどです。これに対応してほしいと依頼があった際に、「今抱えている仕事がその分後ろにずれますがいいですか」という相談・確認を取り、上司から了承を得ることで対応することが肝要です。

限られた人員・時間の中ではできることも限られてきます。

上司はそんな中、何を優先するのか、その指針と決断を行なうのが仕事です。こうして緊急の仕事を片付けた後に、再開していきましょう。

ただし、もし自分のミスで期日を過ぎそうな場合は残業など、あらゆる手段をもって完了させましょう。約束を守れない人と評価されるのは絶対に避けなければなりません。以降の仕事で依頼が来なくなってしまいます。


高評価を得る報連相の仕事術とはまとめ

同僚のほうが上司から高評価を得ているのは、進捗の状況を報連相しているからです。その理由について具体例で提示しました。上司も人間なので、報連相を受けて安心できる人を評価するのです。最後に、上司から高評価を得るための3つのコツ、期日は見積もりの倍で約束する・こまめに報連相を挟んで進捗を共有する・約束した期日は絶対に守るについて、整理しました。

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