不動産投資とは

いくつもある投資の中での、不動産投資とはいったい何なのでしょうか。改めてまとめていきたいと思います。

不動産投資とは、土地やその上の建物といった、替えの効かない物に対して、今後の成長を期待して資本を投入する行為のことです。

まず、言葉の定義について民法にて確認しましょう。民法第四章の物にて、第86条1項において『土地及びその定着物は、不動産とする。』とあります。土地はここでは簡単に陸地・地面とし、その上に何かしらの建造できる範囲とします。定着物は建物や立木といった土地に対して継続的に存在することが普通で、移動させるのが困難な物になります。したがって、不動産とは土地を始め、その上に建てられる家や店舗といった普遍的にそこに存在し続ける物となります。

同条2項にて『不動産以外の物は、すべて動産とする。』との記載が続きます。不動産とは異なり、持ち運びが可能な物を動産としています。したがって、物を不動産と動産とで分別しています。ちなみに第85条にて『この法律において「物」とは、有体物をいう。』と、事前に物についての定義があります。

では、不動産投資とは、この不動産に対する投資となります。投資ですので、将来と現在の価値に対して需給において差があることを期待して資本を投入します。移動が困難な不動産という投資対象の特性により、主に2種類の投資方法があります。ここでは一方を売買投資と、他方を賃貸投資とします。

前者の売買投資とは、一般的にキャピタルゲインと呼ばれ、購入時の価格と売却時の価格の差において利益を得る方法です。対象としては土地であったり、アパート・マンションあるいは一軒家があります。たとえば1,000万で購入した一軒家が、自家屋を含み周辺地域での活性化により価値が上昇し、1,300万で売却した場合、手数料や税金その他費用を除き、単純に300万の利益を得ることになります。

後者の賃貸投資とは、一般的にインカムゲインと呼ばれ、不動産を保有し続けることで継続的に利益を得る方法です。主な対象としてはアパート・マンションあるいは一軒家の一室になります。この不動産自体を他人に貸して、その利用料を得ます。たとえば1,000万で購入した一軒家を月20万で他人に賃貸すると50か月後には、購入金額と同額の収益となり、以降の収益全てが利益になります。なお、ここでは物事を単純化しており、手数料や税金を始め賃貸時の運用にかかる費用や家賃交渉による収入減などにより、現実にはこの通りにはなりません。


まとめとして、不動産投資とは替えの効かず移動が困難な土地やその上の建物に対する投資のことです。不動産投資には不動産を売買してキャピタルゲインを得る方法と、不動産自体を他人に貸してその手数料としてインカムゲインを得る方法とがあります。

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