お金を増やしたいと思っているけど何からしたらいいのかわからない。あるいは収入が増えているけど貯金額が増えていない。そんな悩みを抱えている方は本稿で解決しましょう。
貯金したり、投資に回すお金を増やすためには、支出を減らし、収入を増やすことが重要です。
お金には大雑把には、収入・支出・投資(ないしは貯金)の3種類に分けることができます。これらの関係は、収入額から支出額を引いた残りが投資額(貯金額)、つまり「収入額ー支出額=投資額(貯金額)」という方式が成り立ちます。
人や他のブログでは、投資額(貯金額)を事前に確保しておき、収入から残った金額を支出とする、「収入額ー投資額(貯金額)=支出額」としているところもあるでしょう。しかし、この考え方ではいつまでたっても何にどれだけ使っているかを把握できないため、長期的には向いていないのです。
経済的自立の確保のためには、投資による資産形成が何よりも大事になります。
例えば100万円の元金があった際、年利3%の複利においては30年後には242万円になっています。あるいは元金がなくとも、毎月5万円を年利3%で30年間積み立てると、2,900万円(内元金分が1,800万)にまで膨れ上がります。
お金がお金を生んでいます。年利3%というのは銀行に預けておいてもできないため、投資が必要になります。ちなみに、年利が0.1%だった場合、それぞれ103万円と1,827万円(利息で増えたのは27万円)となります。
この投資に回すお金を増やすためには、まず支出を把握し減らすこと(詳細は支出把握が経済的自立の確保に向けて重要である理由とは!?を参照ください。)が先決です。
収入がどれだけ増えても、その額に達するまで支出を増やすという法則が人にはあることがわかっています。お金に余裕があると立ち寄ったコンビニでお菓子を買ってしまったり、自動販売機で缶コーヒーを買ってしまうなどしてしまうことがあるのではないでしょうか?
このような状況では投資に回すお金はいつまでたっても増えません。増やすための第一歩として支出額とその内訳を把握し、無駄を削減することを行ないましょう。
節約倹約により支出を減らした後に、何とかして収入を増やすことを考えましょう。
方法としては本業に注力し昇進を目指すであったり、User Eatsの配達員やデータ入力業務の代行といった副業を行なうなどでしょう。
何だったら自分でできそうか、その時々の効率のいい稼ぎ方は何のかを理解して行ないましょう。
決して増えたお金を無駄な支出に使うことはしてはいけません。
ここでは投資額の差が最終的な資産にどれだけ影響を与えるかを次の3パターンで見てみましょう。なお3%の年利で複利における30年後の資産で比較します。
元金(万円) | 最終資産額(万円) | 利息(万円) |
100 | 242 | 142 |
200 | 485 | 285 |
500 | 1,213 | 713 |
いかがでしょうか。当初のお金が多いほうが30年後の利息も多くなることがわかります。
経済的自立を目指しお金を増やすためには投資が必要不可欠です。「収入額ー支出額=投資額(貯金額)」という方式が成り立つため、まず現状の支出把握・削減を実施し、副業等にて収入を増やすことで投資に回すお金を増やしていきましょう。
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